国民金融公庫と教育ローンについて

国民金融公庫と教育ローンについて

現在は、国民金融公庫という金融機関はありません。国が設立・運営した金融機関を“政府系金融機関”と称して、戦後の日本経済を復興させることを主眼にいろいろな部門の金融機関が立ち上がりました。

 

そのうちのひとつが国民金融公庫で、「国民」と冠がある通り、法人に対して個人への政府系金融機関で普通貸付や恩給担保貸付、記名国債担保貸付、進学資金貸付などが主要な業務でした。この「進学資金貸付」が今で言うところの教育ローンというワケです。

 

もっとも、国民金融公庫もまた個人の教育ローンよりも、中小零細企業に対する資金の貸付の「普通貸付」が圧倒的に占めていたそうです。

 

もっとも、バブル経済崩壊以降は政府系金融機関は統廃合が行われるようになり、国民金融公庫はこれまでの公庫の目的や業務を環境衛生金融公庫と統合しても継承し、国民生活金融公庫として1999年10月に再スタートすることになっています。

 

そして、この国民生活金融公庫はさらにその9年後の2008年に、中小企業金融公庫・農林漁業金融公庫・国際協力銀行と統合して、「株式会社日本政策金融公庫」としてスタートしています。

 

なお、審査を通過できた場合になりますが、「株式会社日本政策金融公庫」の教育ローンは民間の教育ローンと比べ金利が低い一方で、融資の限度額が低めです。まずしっかりと特徴を押さえた上で、民間金融機関の教育ローンと併用するなど賢く活用すべきでしょう。

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