公庫教育ローンについて

公庫教育ローンについて

日本政策金融公庫教育ローンを別名「国の教育ローン」と呼んでいます。国民生活金融公庫の頃は、「公庫教育ローン」という呼び方が主流だったようですが、国の事業の見直しや機関の統廃合によって、国民生活金融公庫の事業は現在日本政策金融公庫の国民生活事業部門で行われ、その事業のひとつが「公庫教育ローン」です。

 

そもそも国がこの事業を行ってきた背景には、少しでも経済的な面を公的な資金支援によって教育が受けられる機会を均等にする、ということ目指したものだったようですが、現在は教育費負担が重い大学や専門学校へ進学させる家庭への経済的な負担を軽減させよう、というようになってきているようです。

 

このように推察するのは、この公庫教育ローンの融資限度額が300万円ということです。確かに、学校や財団などでいろいろな奨学金が受けられるなど、民間の金融機関に教育ローンを組まなくても資金支援が得られる機会は多くなっているようですが、融資限度額が300万円は例えば大学進学の4年間をまかなえるものとはいえないのです。

 

このように教育資金の支援が得られる機会が多くなってきたこと、少子化による一人っ子化が進んできて学資保険や教育の積み立ての準備ができるようになってきているからか、日本政策金融公庫のオフィシャルサイトでは、この公庫教育ローンの融資を受ける件数が年々減ってきているようです。

 

もっとも、この公庫教育ローンはこのオフィシャルサイトで、平成23年度は年間12万件の利用があって、さらにその利用件数のうちで約1万7千件は母子家庭の利用であることが掲示されています。

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